燻しとは?
最近ではブランド物の高価なハード系アクセサリーによくあるように、あえて黒くいぶしてあるものを好むお客様が増えています。ハード系のアクセには味わいのある黒くいぶした(変色した)シルバーがよく似合いますので、数週間体から外さないで使っていると空気や汗などによって少しずつ自然な味わい深い色合いに変わってきてくれます。シルバーは硫黄と結びついて硫化という化学反応を起こしますので、シルバーが黒く変色します。このように硫化によって黒くなる事を燻しと言います。
シルバーの燻しの魅力はなんと言ってもその渋い色合いと、燻しによって表現される立体感だと思います。シンプルなデザインの物よりもどちらかというと複雑なデザイン(ハード系等)の物によく似合います。黒くする部分も凹凸の凹の部分を黒くすると効果的です。凸の部分は自然に服等との摩擦により磨かれてしまう為どちらかというと深い色合いはでてきません。
 燻し方
この硫化を利用した人工的に燻す方法として最も手軽でポピュラーな方法の一つに、六一○ハップを使って燻す方法があります。六一○ハップと熱めのお湯を準備しこの湯に六一○ハップを溶かします。これにシルバーを浸して数分で銀の表面が黒っぽくなってきます。色が赤っぽい時は更に時間をかけて六一○ハップに浸します。均一に黒くなったら水でよく洗い流してください。
その後シルバークロス(磨き)を使って光沢を出したい部分だけを磨き上げて下さい。黒く残したい部分は磨くと色が元に戻りますので誤って磨かないように慎重に行ってください。

*この作業は自己責任にて行っていただきますようお願いいたします。
 燻しサンプルNO,1  
このブレスレットは当店の商品番号B1009です
店長が2002年7月から使用しているブレスレットで、今のところ外した事がありません。
・・・と同時に磨いた事もありません!もちろん入浴時も着けたままです。
ブレスレットは洋服の袖等で自然に磨かれているせいか比較的変色は起こりません。
更にこのブレスレットの凹の部分は自然に綺麗な黒に落ち着いています。
新品と比べてもらうとよく解ると思いますが凹の部分は特別何もしない限りは自然に黒くなっていきます。
もちろんマメに手入れをすれば更に綺麗な状態は保たれます。
しかし燻しとのツートンもなかなか魅力的です。数週間で写真下の色になりました。


■新品 2002年7月

凹み部分や輪の中は薄いグレー

■6ヵ月後 2003年1月

凹み部分や輪の中は黒

■3年後 2005年7月

6ヵ月後から変化無し

 燻しサンプルNO,2 
このブレスは当店の商品番号B1023(販売終了)です。このブレスはお客様からのご提供商品で当店にて購入いただいて約2ヶ月程度ですが、一度ムトウハップに漬けて表面のみ一度磨いた物です。
最初は赤っぽくなったらしいのですが、その後写真下のように綺麗な黒に変わっています。
商品ご提供いただきました和田様ありがとうございました!
                        
■新品  
凹み部分は薄いグレー
■2ヶ月後
凹み部分は黒


 燻しサンプル番外編
このブレスレットは当店の商品番号B1001です
店長使用のブレスレットです。
このブレスは2002年11月〜2004年12月まで使用していました。
もちろん磨いた事もありませんし入浴時も着けたままです。
このブレスレットは元々内側は燻してあり、外側は光沢のある仕上げですが10ヶ月、
2年と年月が経った今もほとんど新品と変わらない状態です。ブレスレットはあまり手入れが要らないというのがよく解る例です。


■新品 2002年11月   


■10ヶ月後 2003年8月


■2年後 2004年12月






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